EduDX Spotlightは,未来教育創造センター 教育DX部門が発行する,教育DXに関するトレンドにスポットライトを当てて考えるニュースレターです。
EduDX Spotlightは,未来教育創造センター 教育DX部門が発行する,教育DXに関するトレンドにスポットライトを当てて考えるニュースレターです。
No.6
「誰もがアプリをつくれる時代の教育DX〜教育データの適切な利活用と情報セキュリティ〜」
生成AIの発展により,専門的なプログラミング経験がなくてもアプリを開発できるようになってきています。一方で,個人が開発したアプリはもちろん,企業が開発したアプリやクラウドサービスは,利用方法や設定によって情報漏えいなどのリスクが生じます。
本号では,教員による教材アプリ開発の実践例を紹介するとともに,文部科学省の「教育データの利活用に係る留意事項」等をもとに,個人情報の範囲や,デジタルツールの利用時に確認すべき事項を整理しています。児童・生徒の教育データは「守るべき情報」であるという認識のもと,安全・安心な教育データの利活用について考えます。
<参考文献>
・MM総研:「国内サイバー攻撃による情報漏えい動向調査」(2026年10月時点),https://www.m2ri.jp/release/detail.html?id=741
・eboard:2026年9月15日付イベント情報, https://info.eboard.jp/news/event/20260915.html
・文部科学省:教育データの利活用に係る留意事項について, https://www.mext.go.jp/a_menu/other/data_00007.htm
No.5
「教育データを活用する『データ駆動型教育』」
教育DXの進展により,学校に蓄積される記録を,学習者の状況把握,教師の見取り,授業改善に生かすことが求められています。今号では,国立教育政策研究所が示す「データ駆動型教育」を手がかりに,教育データの活用を教師の実践や教員養成の視点から整理しています。
「データ駆動型教育」は,数値だけで教育を判断するものではなく,客観的データと教師の実践知を往還させながら,より良質な意思決定を導く営みとして捉えられます。今号では,教師による「見取りの拡張」や「協働の促進」,教育データサイエンス教育の先行実践例を紹介し,教育データを授業改善や支援につなげる力の育成について考えます。
<参考文献>
・長崎大学未来教育創造センター(2026):EduDX Spotlight No.2「教育DXはどこに向かうべきか 〜教育DXロードマップから考える,「学び」と「データ」の未来像〜」,https://mirai-lab-nu.giga.edu.nagasaki-u.ac.jp/edudx-spotlight
・国立教育政策研究所編(2026):国研ライブラリ 『データ駆動型教育』,東洋館出版社
・国立教育政策研究所(2026):令和7年度公開シンポジウム資料
・国立教育政策研究所(2026)『「データ駆動型教育」の課題と実現可能性に関する調査研究』,https://www.nier.go.jp/_uploads/2026/07/a1_kyoto.pdf
No.4
「AIを『使いこなす』ための教育に向けて 〜AIリテラシーと教育の国内外動向〜」
生成AIの普及により,学校教育においてもAIを活用する場面が広がっています。一方で,AIを「使いこなす」ためには,単に便利に使うだけでなく,AIの仕組みや特性を理解し,出力を吟味し,責任をもって活用する力が求められます。
今号では,UNESCOやOECD・欧州委員会によるAIリテラシーの枠組み,PISA2029における検討,国内の生成AIガイドラインや研究動向を取り上げ,AIを「使いこなす」ための教育をどのように考えていくかについて考えます。
No.3
「教育DX関係イベントへの参加で得られること〜未来教育創造センター 職員による国内最大級イベントレポート〜」
GIGAスクール構想以降,学校では端末やクラウドサービス,学習支援ツール,校務支援システムなどが日常的に活用されるようになりました。一方で,教育DXに関わる製品・サービス,実践例,技術動向を学校現場だけで把握することは容易ではありません。
今号では,国内最大級の教育関係イベントである「EDIX」と「New Education Expo」を取り上げ,展示やセミナーの概要を整理するとともに,未来教育創造センター職員が参加して得た気づきを紹介しています。
No.2
「教育DXはどこにむかうべきか 〜教育DXロードマップから考える,「学び」と「データ」の未来像〜」
近年,あらゆる業種でDXが進められる中,教育分野においても教育DXへの期待が高まっています。一方で,教育DXという言葉からは,紙の削減,連絡のデジタル化,採点・集計の効率化といった「業務改善」がまず想起されがちです。
令和7年6月に改定された「教育DXロードマップ」では,教職員の負担軽減に加え,教育データの共通化・標準化,学習者本人を起点とした学修歴データの活用など,学びを学校内に閉じず,生涯にわたって社会へ開いていく方向性が示されています。今号では,教育DXロードマップを手がかりに,これからの教育DXが目指すべき「学び」と「データ」の未来像について考えます。
No.1
「AI は,学校現場をどう変えるか 〜UNESCO Digital Learning Week 2025 から〜」
生成AI の普及により,学校でも多くの活用・実践例が見られるようになりました。一方で,授業などへの導入に対して懸念も示されています。では,こうしたことについて国際的な動向はどうなのでしょうか。
UNESCO 本部にて,「AI と教育の未来:変革,ジレンマ,方向性」をテーマに各国の教育関係大臣や教育者,研究者などが集い,議論を交わしました。今号では,そこで行われた議論を基に,教育に携わる私たちが向き合うべき課題を提起しています。
<参考>
UNESCO(2025): AI and the future of education. Disruptions, dilemmas and directions,
※本資料は,会議のテーマと同名の資料で,会議の終了に合わせて発行されたものです。
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